ホンダ インテグラType−S(ABA-DC5型)

ホンダの最後になるのでしょうか?スポーツクーペですね。
エンジンは1998ccのi−VTEC搭載K20A型で、パワーは160PS、トルクは19.5kgm。
駆動方式はFFで、ミッションは5速ATで、変速モードあり。
これは納車時に乗りました。
まず、乗ってみての印象…狭い…。
外観は結構重厚に、ふっくらしているのに、車内が狭いですね。
メーター類の表示も、赤々としすぎていて、ちょっと目が疲れます。
ただ、インパネの雰囲気というか、その辺がスポーティなデザインにしてあって、このクルマはあくまでスポーツクーペなんだぞ!っていうのが覗えます。
走り出しての印象は、足が硬いですね。
社外のサスペンションキットでも入ってるんじゃ無いかって言うくらい硬いです。
どうもスプリングよりも、ダンパーで締め上げている感じで、突き上げも結構あります。
タイヤサイズが215/45R17という、扁平大径タイヤを履いているせいもあるでしょう。
できれば16インチにインチダウンしたいくらいですね。
ただその分旋回性能は抜群で、挙動を乱すことなく、レールの上をなぞるように曲がってくれます。
また安定したボディががっちりとサスペンションの仕事をさせているなというのも感じられました。
加速はなかなかに良く、これで充分ですね。
ただ連続可変バルタイ特有のシャープさの無さ、トルク感の微妙さはありますが。
今回はATミッション車でしたが、扱いやすく、また変速も比較的スムーズです。
ただやはり…変速させるレバーの向きを反対にして欲しいな…
これはインテグラに限ったことではないのですが、シフトアップは手前に、シフトダウンは向こう側にレバーを倒すほうが、しっくり来るような気がします。
トータルでスポーティなクーペといって差し支えありませんね。
ただし、この硬い足に不満を持たずに、また格納スペースがあまりないので、その辺に不満が無ければ、このクルマで充分スポーツできると思います。
個人的には、もっとエンジンにシャープさが欲しかったな…。




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